「緊急開催!GitHub Universe アフターイベント in Tokyo」参加メモ
行ってきました。 techplay.jp
先日行われたGitHubのイベントの振り返りなイベントです。 githubuniverse.com
GitHubを中心とした最新の開発手法 池田さんから
GitHub Solutions Engineerの@ikeike443さんから。 まとめはいろんなところに挙がってるだろうけど、1時間でまとめてくれました。つまみ食いしかしてなかったので、一通り聞けてよかったです。以下メモ
Collaboration
Suggested Changes
PRのコメントでSuggest(コード書ける) -> PRのオーナーが取り込み ができる。コメントのコードをコピペしなくて良い。
地味だけど、GitHubらしい正当な進化というか、そうだよね、という感じ。
Business
learningLab
GitHubのチュートリアルやってくれるやつ 日本語版がない -> 作れないかな
learningLab Organization
https://lab.github.com/organizationlab.github.com
Orgnization内にカスタムで作れる
Connect
Github.comとGithubEnterpriseをつなぐやつ
- 検索
- 草
- 組織をまとめる(AWSのアカウントみたいな感じかな?
Security
Alert
js、Ruby、Pythonが元々ある javaと.Netをサポートするようになった (PHPまだっすか、、、
TokenScanning
AWSとかのTokenとかコードに含まれてたら通知してくれる
Security Advisory API
セキュリティ系の情報はAPIからも取れるように -> もろもろ自動化できそう
platform
Semantic code search
https://experiments.github.com
自然言語で検索できる
Actions(目玉機能)
今回発表された新機能ではすごく大きい機能。
コード実行できる。
ぱっと見、CI系のサービスでよくある感じ。
- 設定ファイルとGUIの両方できる
- GitHub内のあらゆるイベントにhookできる
- issueとかwikiとかにも可能 -> CI系サービスはcommitかPRに対してなので、Actionsの方が幅が広そう
- パラレルで実行できる
- 複数のクラウドサービスに並行でデプロイとかできる
個別の質問でも出てたし、やっぱり話題になるのが既存のCI系サービス(CircleCIとかTravisCIとか)との棲み分けについて。
GitHub的には、Actionsはworkflowにフォーカスした機能だから、CIサービスと競合するものでは無い、というのがオフィシャルな見解。 issueとかにもhookできるから、CIだけじゃなくて、開発フロー全体をいい感じにしつつ、各種CIサービスとも連携する、というニュアンスっぽい。
とは言え、デモで思いっきりCIしてるし、実質的には競合する部分は絶対出そう。
まだ使えてないのでわからないのだけど、おそらく
- まずはGitHubActionsで対応できないか検討
- ダメそうなら(複雑なやつとか?)は各種CIサービスでやる
みたいになるのでは。 今までwebhookでAPIGateway->Lambda みたいにやってたちょっとした処理なんかは、Actionsで作っちゃうのがおそらく良さそう。
後は料金次第ですね。こちらはまだ未定との事。
早く使えるようにならないかな〜
及川卓也が見た、GitHub Universe
プロダクトマネージャーの及川さんから。
内容も良かったのですが、話し方というか、構成がものすごく上手くて感動しました。 生で話を聞いたのは初めてだったのだけど、ちゃんと伝えたい事があって、そのためにどういう話の構成で持っていくか、という点をすごく考えられているのだろう、と感じました。
以下、キーワードとメモ
defining the future
Universeのトップページにも書かれているキーワード。
未来を完璧に予測するのは不可能だけど、予測して、何かしらアクションをする、というのはエンジニアは普通にやっている。(障害が発生しそうなポイントを検知したり、拡張性について考えたり色々)
それをもっと大きな観点でやって行きましょう、未来にただ巻き込まれるのではなくて、define(定義)する立場になっていきましょう
(所感)エモい話だけど、すごくわくわくするキーワード
Actions
やっぱりCI/CDとはかぶるよね。何を中心として考えるか。
GitHub内のアクションは何でもとれる -> 逆に言うとGitHub外からは直接はいけないが、issueとかをはさめばいける
InnerSource
日本ではまだ浸透してないけど、世界ではかなり浸透しつつある言葉らしい。(私も初めて聞いた)
OSSのマインドだったり仕組みだったりを、社内にも取り入れて行こうよ、的な。
池田さんの解説ページ thinkit.co.jp
世界的には、NASA、イーライリリー、ウォルマート、ロイズ銀行など、名だたる歴史ある企業が実践している -> 日本は偉い人がメール使うだけで話題になる国でしたね、、、差がやばい、、、
世界的にここまで流行っている実績を見ると、日本でもこれからキーワードになるかもしれません。
その他
- source hosting platform -> devOps platform になろうとしている
- コンテナが本流(Actionsもコンテナで動く)
- チームメンバー(組織内)としての自分と、個人活動の自分が統合されつつある
パネルディスカッション
day2のkeynote
エモくて良いらしい。
英語だけど勉強がてら頑張って見よう。
Octoverse
数字で見るGitHub。
よくある、プログラミング言語ランキングとか。 これも後で見る。
懇親会
話した事メモ
- 技術の進化のスピードが上がっている
- カンファレンスに行くと初心者向けセッションとか多いので、キャッチアップできる
- GitLabにはCI機能がついている
- GitHubが逆に追いついた感
及川さんとは気さくにお話させていただきましたが、物腰がやわらかくて素敵な方でした、、、そういう大人になりたい、、、
おまけ
myoctcat
Pファンクやりそうな、サイケな感じになりました。