【書評】「個人開発がやりたくなる本: クリエイター13人の実録エッセイ」はタイトル通り個人開発がやりたくなるよ
🤓はじめに
「個人開発がやりたくなる本: クリエイター13人の実録エッセイ」を読みました。
さくっと読めますし、内容も幅広いので、個人開発に興味ある・やっている人には何かしら刺さると思います👍
個人開発がやりたくなる本: クリエイター13人の実録エッセイ
- 作者:IndieCoderJP
- 発売日: 2019/04/28
- メディア: Kindle版
🐼読んだきっかけ・理由は?
自分は個人開発を始めていてモチベーションに悩んでいたのがスタートだよ
この本関連のイベントに参加する事になったのが直接的なきっかけ。
イベントに参加した理由自体が、個人開発しててモチベーションについて悩んでいたのですが、この本と、イベントで大いに刺激を受けました👍
👆この本の概要
個人開発の色々について書いた本だよ!
👆概要
個人開発者13名による、個人開発の体験談をまとめた合同誌です! WEBサービスやスマホアプリを開発するコツ、失敗談やバズった話、他では言えないお財布事情まで! これから個人開発を始めたい方、サービスを運営中の方におすすめです!
Amazonでの紹介文から引用
個人開発って?
一人で(2、3人だったら許容される場合もありますが)、サービスとかアプリを開発してリリースする事です。
普通サービス(はてなブログとかTwitterとかなんでもいいんですが)を開発する場合、仕事でチームを組んでやりますが、一人で企画、開発、デザイン、サポート、何でもやっちゃうスタイルですね。
⏳所要時間
1時間くらい。さらさらっと読めます。
🙆♂️どんな悩みを持つ人にオススメ?
- プログラム始めたけど何作っていいかわからない
- 副業的に何かサービス/アプリ作ってみようと思ってるけど踏ん切れない
- もう個人でサービス/アプリを作ってるけど色々困ってる
- もう個人でサービス/アプリをリリースしてるけど色々困ってる
🙅♂️逆におすすめしない人
- 副業でサービス作って楽にがっぽがっぽ稼ぎたいぜ!
🤔読むと得られること
個人開発をする上での始め方、技術、お金周り、モチベーション、ポエム系、と幅広いテーマが扱われていますので、自分の悩みによって色々得られるものが変わります。(自分の場合はモチベーション)
悩みが変わったタイミングで読み直すと、また新たな気付きを得られるでしょう。
あと、作者さんは大体Twitterやってますので、つながりにいったりするのも良いですね。
📖同じジャンルの本との比較
個別で技術とかお金周り(マーケティング)について書いてある本はたくさんありますが、個人開発という切り口で幅広く扱った本は珍しい(他に私は知らない)です。
😺本から学んだこと・ココロに残った言葉
信仰ポイント
熱量よりも分かりやすいな〜
ユーザーの熱量を表しているのですが、直感的でわかりやすいなと思いました。
- 満足度が高いと上がる
- 忍耐力が上がる
- 伝染する
- 後から信仰者が入ると下がる
サービスとかゲームとか、バンドとかでもこういうのありますよね。
- すごい好きなバンドを見つける
- かっこいいライブを見せてくれると上がる
- たまに活動休止したりごたごたが合っても待つ
- 人に勧めたくなる
- メジャーデビューすると最初は「儂が育てた」気分になるが、だんだんフェードアウトしてしまう
信仰は直接は目に見えないので信仰ポイントも見えないですが、意識しておくと面白いですね。
ガウディらない
完成しないあれね!
すごく壮大なものを作ろうとして一生完成しない事を表す造語です。わかりやすいですねw
個人開発は時間もお金もモチベーションも限りがあるので、できるだけシンプルなものをさっさと出した方が色々良いそうです。
👏モチベーション
イベントで発表した資料にまとめました。
まとめ
おすすめ度 | |
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個人開発がやりたくなる本: クリエイター13人の実録エッセイ
- 作者:IndieCoderJP
- 発売日: 2019/04/28
- メディア: Kindle版
深く掘り下げるタイプでは無いけど、幅広くさくっと読めるので、興味ある人はとりあえず読んでおいて損はないです。全く興味無い人にはちょっときついかな?
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