オーディオブックでaudiobook.jpを使い始めたら色々捗った件
概要
最近オーディオブック(耳で聴く本)を始めたのですが、思ったより良かったので使い方やおすすめポイント等を紹介します。
本が好きだけど時間足りない〜という方におすすめです!
オーディオブックとは
プロのナレーターが読んでくれる本を聞くサービスです。 電子書籍みたいにwebサイト上で本を買うとダウンロードできて、専用のスマホアプリで聞くことができます。
日本だと、「audiobook.jp」とAmazonの「Audible」の2つが有名なサービスです。
きっかけ
この前読んだ「CAREER SKILLS ソフトウェア開発者の完全キャリアガイド」の中でおすすめされてたから。 筆者は筋トレとかランニングをしてる時に聞いているそうで、年間にすると読める本が増えるので時間の使い方としておすすめとの事でした。
私ももっと本は読みたいと思いつつ、積ん読がどんどん溜まっていく状態で課題を感じていたので、試してみる事にしました。
「audiobook.jp」と「Audible」を比較する
比較してくれてるサイトはたくさんありますのでいくつか読めば大体わかります。
結局私は「audiobook.jp」にしたのですが、決めては本のラインナップです。売ってる本を眺めた時に、「audiobook.jp」の方が読みたい本が多そうでした。
使ってみて良いと思ったところ
隙間時間を有効活用できる
最大のメリットはこれです。
もともと本を読む時間をいかに確保するかですごく悩んでいました。日常で確保できてる時間はお風呂に入っている時間と、電車での移動中くらい。日中は仕事だし、夜も仕事したりブログ書いたりしてるし、電車もそんなにたくさん乗らないし、読めない本が溜まっていく一方、、、
本当は1週間に1冊くらいは読みたい、、、
で、オーディオブックだとこれがどのように解決されるかというと、手は空いてなくて本は読めないけどそんなに頭を使ってない時間に本を読む(聴く?)事ができます。
具体的には
- 徒歩での移動、散歩中
- 本も出せないような満員電車
- 料理中
- カフェでぼーっとしてる時間
- 買い物中
- 筋トレ中
などなど。
私の場合は仕事中にも小休憩で散歩したりするので、徒歩での移動時間が思ったよりたくさんありました。
- 朝コワーキングスペースに向かう時間:30分
- お昼ごはんを食べに移動する時間:15分
- 途中気分転換で散歩する時間:30分
- 家に帰る時間:30分
- コンビニとかスーパーに行く時間:15分
合計すると2時間!
毎日2時間も空き時間を捻出するのはかなり難易度が高いですが、オーディオブックを使う事で、1日あたり2時間も読書(聴き書?)に割り当てる事ができました。
短い本だと1冊だいたい4時間くらいなのですが、私は2倍速で聞いてるので1日で1冊、長い本でも数日で1冊は聞ける時間になります。
目標だった「1週間で1冊くらい読みたい」は余裕です。
再生速度を調整できる
audiobook.jpのアプリだと、0.5倍速〜4.0倍速の範囲で、0.1倍刻みで読んでくれる速度を調整できます。
1倍だと遅くていらいらしてしまったのですが、試しに早くしてみたら私はすんなり聞けるようになりました。 速度も最初は1.8倍くらいだったのが、今は2.5倍速でも聞き取れるようになりました。(慣れってすごい)
画面はこんな感じ。
2倍速だと、4時間の本も2時間で終わるので、読める本がまた増えます。
ナレーターが上手い
ラジオやポッドキャストとは違って、プロの声優さん?が読んでくれます。 ものすごく上手いので、単純に聞いていて心地が良いです。
会話シーンなんかではちゃんと演技もしてくれるので、目で読むよりも誰が話しているのかわかりやすかったりします。
文字の本を読むより疲れない
これは私の感じ方で特に根拠はないのですが、文字の本を読んでいる時とは脳の使われる部分が違う気がします。
文字の本を読みながらの時はある程度集中しないと内容があたまに入ってこないのですが、耳からだと強制的にあたまに入ってくる感があります。
また、 内容についてあれこれ考えるのも、耳で聴きながらの方が進む気がします。(文字の場合は文字を読む脳と考える脳がかぶってる気がする)
結構セールやってる
adiobook.jpは毎日のように半額や800円セールをやっています。 そういえば前から読みたいと思ってたんだよな〜という本が今の所けっこうセールの対象になっているので、しばらくはセール品だけで楽しめそうです。
使ってみて微妙だと思ったところ
オーディオブックに向いている本と向いていない本がある
これはしょうがないのですが、例えば技術書なんかはコード読まないといけないので、オーディオブックには向いてません。(そもそも売ってませんが)
また、図も別途ダウンロードしないといけないので、図が多いような本も向いていないです。
一文字一文字が重たいような、内容がこゆーい本もあまり向いていない気がします。(が、これは何回も聴き直す作戦がとれれば良いかも)
ファイル容量が大きい
電子書籍のkindleみたいなイメージでいると、スマホの通信量とストレージ使用量がすごい事になるので注意が必要です。
大体1冊数百MBくらいは消費します。audiobook.jpのアプリには、wifiの時だけダウンロードする機能がないので、スマホ回線でうっかりダウンロードしまくると大変な事になります。注意しましょう。
本のレビューを見る機能が無い
本を買うか買わないか迷った時に参照するレビュー機能がありません。
なので、Amazon等で検索して評価を確認する必要があります。これは面倒です。
うまく使うコツ
全部オーディオブックでやろうとしない
前述の通り、オーディオブックには向いてる本と向いていない本があります。文字の本ももちろん良いところがあるので、使い分けると良いと思います。
私の場合、
オーディオブック < Kindle < 紙の本
の順番で考えていて、ものすご〜く良い本、手元に置いて何回も読み直すような本は紙の本で読みます。良い本かよくわからない場合はとりあえずオーディオブックで聞いてみる、という使い分けが良さそうです。
イヤホンを常に持ち歩く
空き時間にすぐ聞けるように、お気に入りの、かつ手軽に持ち運べるイヤホンやヘッドホンを用意しましょう。
私はBluetoothの完全ワイヤレスタイプのものを買いました。音楽聴くわけではないので、音質はわりとどうでもいいですが、とにかく常に持ち歩けて、ぱっと繋げられるものが良いと思います。
無料お試しを使う
「audiobook.jp」も「Audible」も無料お試しができます。
「audiobook.jp」の読み放題のラインナップは正直微妙なのですが、オーディオブックが自分に合うかどうかを判断するためには十分だと思います。
「Audible」はどれでも一冊無料みたいですね。
まとめ
オーディオブックは本が好きだけど時間足りない〜という方におすすめです。自分にあうかどうかも、最初は無料でお試しできるので、ぜひ試してみてほしいです。